小菅努の商品アナリスト日記

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12月のJPX金相場は5年連続の上昇、1月と2月も強い季節パターン

12月のJPX金先物相場は、前月比で363円高となりました。9~11月まで3カ月連続で下落していましたが、月末を前に11月の下げ幅(354円安)はほぼ相殺した格好になります。

今年を含まない過去10年のデータでみると、12月は80%の確率で上昇している上昇し易い月ですが、季節パターンに沿った相場展開になりました。これで5年連続の12月高になります。

さて1月の金相場ですが、今年を含む過去10年のデータだと8勝2敗になります。今年は203円高でした。仮に2021年も1月に上昇すると、3年連続の1月高になります。季節傾向としては、12月に続いて、1月と2月も強含み易く、3月に調整局面入りするパターンが見いだせます。

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【マーケットエッジ株式会社 代表取締役 小菅努】


来年・丑年の日経平均株価は厳しい年になる傾向、干支と日経平均株価の関係

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2021年の「干支」は丑になります。1950年以降のデータで日経平均株価をみると、丑年は平均で0.1%安となり、干支別では午年の5.0%に次ぐ低パフォーマンスになります。相場格言だと「躓き(つまづき)」の年になりますが、アノマリーの視点ではあまり良い年とは言えなそうです。

過去5回分のデータだと3勝2敗で、前回の2009年は+19.0%でした。これリーマンショックの翌年です。その前の1997年は-21.2%でしたが、消費増税とアジア通貨危機が重なった年でした。大手金融機関の破たんも相次ぎました。1985年は+13.6%でしたが、プラザ合意の円高不況が発生しましたが、景気対策の積極的な財政出動と金融緩和が、株価を押し上げました。その翌年のバブル経済につながる動きの前兆です。1973年は-17.3%ですが、第四次中東戦争を機に第一次オイルショックが発生した年です。1961年は+5.6%ですが、これは高度経済成長の最終局面でした。

ただ、過去は12年サイクルで上昇と下落が繰り返されているため、そのパターンが維持されている場合には、2021年は下落の年になります。

一方、丑年で上昇した2009年と1985年は、ともに危機対応で財政出動と金融緩和がフル動員された年でした。ファンダメンタルズ目線だと、コロナ禍対応で政策フル動員が行われている現状は、丑年の上昇パターンに近いとも言えそうです。

【マーケットエッジ株式会社 代表取締役 小菅努】
 
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プロフィール
小菅 努(こすげ つとむ)

1976年千葉県松戸市生まれ。筑波大学卒。商品先物・FX会社の営業本部、ニューヨーク事務所、調査部門責任者等を経て、現在はマーケットエッジ(株)代表取締役。商品アナリスト。貴金属、金属、エネルギー、ゴム、農産物などの商品先物市場全般が主なカバー対象です。商社、事業法人、金融機関向けに分析レポートを配信しています。為替、株価指数などもカバーしています。

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