【穀物】
年初の取引でシカゴ穀物相場が急落しています。年末年始のブラジルで降雨が観測されたことが嫌気されています。とうもろこし3月限は一代安値を更新しました。
StoneXは、ブラジルのトウモロコシと大豆生産高見通しを引き下げています。降雨が観測されているとはいえ、高水量が例年を大きく下回っていることで、厳しい生産環境にあることには変わりないとの評価です。
しかし、マーケットでは単純にブラジルの降雨の有無が重視されている以上、気象予報次第の地合が続くことになります。乾燥予報に変わる見込みで押し目を買い拾うのか、降雨継続を見込んで戻りを売り込むのかの対応ですが、現在のトレンドは依然として下向きです。

CBOTとうもろこし先物相場(日足)
1月4日の大発会前。今日は一日原稿仕事でした。かなりの分量で疲れました。
【お知らせ】
大阪取引所のウェビナーの動画がYoututeで公開されました。12/16(土)開催分です。金、原油、トウモロコシ相場について、初心者向けの内容で構成しています。よろしければご覧ください。
コモディティ ・ マーケットの分析と2024年の展望
https://www.youtube.com/watch?v=auB2uLG2yDM
年初の取引でシカゴ穀物相場が急落しています。年末年始のブラジルで降雨が観測されたことが嫌気されています。とうもろこし3月限は一代安値を更新しました。
ブラジルの降水量、12月の数値をみてもやはり少ないんだが、とりあえず10月や11月よりかは雨が降っているので穀物相場は下げる。降雨の有無だけの天候相場なので、細かいデータでガタガタ言っても仕方ない。 pic.twitter.com/n8k2ZyR1IS
— 小菅 努 (@kosuge_tsutomu) January 2, 2024
StoneXは、ブラジルのトウモロコシと大豆生産高見通しを引き下げています。降雨が観測されているとはいえ、高水量が例年を大きく下回っていることで、厳しい生産環境にあることには変わりないとの評価です。
StoneX no longer sees record soybean crop in Brazil in 2023/24
しかし、マーケットでは単純にブラジルの降雨の有無が重視されている以上、気象予報次第の地合が続くことになります。乾燥予報に変わる見込みで押し目を買い拾うのか、降雨継続を見込んで戻りを売り込むのかの対応ですが、現在のトレンドは依然として下向きです。

CBOTとうもろこし先物相場(日足)
1月4日の大発会前。今日は一日原稿仕事でした。かなりの分量で疲れました。
【お知らせ】
大阪取引所のウェビナーの動画がYoututeで公開されました。12/16(土)開催分です。金、原油、トウモロコシ相場について、初心者向けの内容で構成しています。よろしければご覧ください。
コモディティ ・ マーケットの分析と2024年の展望
https://www.youtube.com/watch?v=auB2uLG2yDM