小菅努の商品アナリスト日記

マーケットエッジ(株)代表/商品アナリスト・小菅努の公式ブログです。コモディティ市場をカバーしています。

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アルゼンチンで熱波、安値修正を打診する穀物相場

【穀物】
ブラジルの降雨報告で急落していた穀物相場が下げ一服となっています。単純な売られ過ぎ感もありますが、とうもろこしと大豆相場がともに切り返しています。

新たな売買材料として浮上してきたのが、アルゼンチンの熱波です。

アルゼンチンで40℃超の猛暑続く
23日(火)には42.6℃の記録的な高温

エルニーニョ現象の影響でブラジルでは干ばつ傾向が報告されていましたが、ブラジルに関しては降雨によって緊張感が薄れています。このタイミングで、アルゼンチンで熱波が発生しています。

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【CBOTとうもろこし先物相場(日足)】

アルゼンチン産が不作になれば、当然に国際需給見通しは大きく変わります。アルゼンチン産の調達を予定していた需要家が、米国産の調達に切り替える可能性も浮上するでしょう。天候相場期のため、アルゼンチンの天候リスクが本物か否かが問われています。
 

鉱山会社のリストラ開始も、値崩れ続くニッケル相場

【ニッケル】
LMEニッケル相場の下落が止まりません。過剰供給に対する警戒感が強く、他の非鉄金属相場の動向と関係なく値下がりしています。

無題

ニッケル、24年は一段と供給過剰に=INSG
https://jp.reuters.com/world/china/LUVBQ5Z665I3PH2LOIWKRXFYKE-2023-10-04/

「世界のニッケル市場の供給過剰が2023年の22万3000トンから24年には23万9000トンに拡大するとの見通し」

需要はステンレス鋼、バッテリー向けが堅調ですが、それ以上にインドネシアなどの増産圧力が強く、構造的な供給過剰に陥ったとの見方が優勢です。

BHP、豪ニッケル選鉱場の一部を6月から操業停止 相場下落が影

BHP、ニッケル部門の評価損計上も 10─12月鉄鉱石生産は2%減
https://jp.reuters.com/markets/world-indices/RFG5CUVRKVJCLL6XSMEQOVFH6U-2024-01-18/

さすがにニッケル相場低迷に耐えられないとBHPが豪州における生産調整を発表しましたが、より大規模な生産調整の動きが求められています。そもそもLME在庫の急増が続いている現状では、相場の反発余地は限られます。

ニッケル鉱石の禁輸巡り舌戦 インドネシア大統領選

2月のインドネシア大統領選の結果によっては、ニッケル鉱石の禁輸政策の見直しが進む可能性がありますが、比較的効果があるとされるニッケル鉱石の禁輸政策も、ニッケル相場を押し上げるには至っていません。国内の川下産業の育成には効果がある模様ですが、とにかく生産調整が求められ、それを促すのための安値との理解が必要でしょう。

インドネシアの鉱石輸出規制とその影響 




米金利上昇でも高止まりする金相場、地政学リスクのサポートが効いている

【金】
米長期金利の上昇が続いていますが、金相場は2,000ドル台を維持しています。

無題
COMEX金先物相場(日足)

11日は良好な新規失業保険申請件数が更に米長期金利を押し上げましたが、金相場は逆に反発しました。地政学リスクの影響が指摘されていますが、2,000ドル割れには抵抗を示した格好です。

米新規失業保険申請件数、18万7000件に減少-2022年9月以来の低水準
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-18/S7GLPTT1UM0W00

現在の地政学リスクの中心にあるのは、紅海におけるフーシ派の船舶攻撃に伴う海運の混乱です。米国は船舶保護だけでは対応が難しいと判断し、イエメンに対する直接攻撃に踏み切っています。米金利上昇に上値を圧迫されつつも、地政学リスクの高まりに伴う不確実性から、売り込むことには躊躇がみられます。

米軍、新たにフーシ派ミサイルに攻撃 国防総省「純粋な自衛」


また、北朝鮮情勢も緊迫化しています。朝鮮半島有事のリスクを金相場が積極的に織り込んでいるかと言えば疑問ですが、注意が必要な状況になっています。

朝鮮 国営テレビの地図表示 “朝鮮半島北側のみ強調”に変更

【速報】北朝鮮は、水中核兵器システムの試験を日本海で行ったと発表した
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024011900543&g=flash#goog_rewarded

米国のインテリジェンス部門からも、事態の急変に懸念が表明されています。

北朝鮮の脅威、「劇的に」変化の可能性 ロシアとの協力で=米高官
https://jp.reuters.com/world/security/G73BVIKWAJKE7HO2FIQ4XCO7RQ-2024-01-18/

「北朝鮮とロシアの前例にない協力によって、北朝鮮が及ぼす安全保障上の脅威が今後10年間で「劇的に」変化する可能性がある」

米金利上昇局面でも、簡単に金相場が値を崩す環境にはないでしょう。地政学リスクに対応できる数少ない資産クラスが金になっています。


OPECは需要見通しの修正せず、IEA事務局長は原油価格の安定見通し

【原油】
石油輸出国機構(OPEC)月報が公表されましたが、2024年の世界石油需要見通しの修正は行われませんでした。23年が前年比で日量246万バレル増だったのに対して、24年は225万バレル増になっています。また、今回は初めて25年の見通しも発表されましたが、185万バレル増となっています。需要が過去最高を更新し続ける見通しですが、原油需要の伸びは徐々に鈍化する方向性が想定されています。


無題

少なくとも産油国の増産対応が間に合わなくなるようなリスクは限定されそうです。非OPECの産油量見通しは、23年が208万バレル増、24年が134万バレル増、25年が127万バレル増の予想です。徐々に増産ペースは鈍化する見通しですが、それでもOPECが減産解除(=増産)を行うことが可能な余地は限定されそうです。OPECにとっては、なかなか政策調整を止めることができない厳しい環境が続くことを示唆する報告内容になっています。


一方、国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長はダボス会議において、今年の石油需給が均衡化することで、原油価格の大きな変動は起きないとの見方を示しました。あくまでも中東情勢がエスカレートしないとの前提条件付になりますが、今年は極端な需給の歪みが想定されていません。


石油市場、今年は「より均衡」 紅海の混乱でも=IEA事務局長

「市場には十分な原油があるため、原油価格に大きな変化はないと想定している」

この辺の認識が正しければ、今年の原油相場はボックス傾向が強い展開になりそうです。




1月NY連銀製造業指数はリセッション時並みの厳しい数値に

【金】
NY連銀製造業指数が急激に悪化しました。12月の-14.5が1月は-43.7まで急低下しています。

NY連銀製造業景況指数、1月はマイナス43.7に低下-予想マイナス5

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過去にこのレベルの低い数値が発表されたのは、パンデミックや世界同時金融危機など、リセッションが発生した時のみです。通常時にこれだけ厳しい数値が発表されるのは異例です。

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受注残が-11.3から-49.4、出荷が-6.4から-31.3まで、それぞれ大幅に悪化しています。これが1ヵ月の異常値であれば大きな問題はありませんが、明確な理由が見当たらないだけに、米景気減速のシグナルの可能性も想定しておく必要がありそうです。

6ヵ月先の見通し指数は+12.1から+18.8まで改善しているため、先行きに対して急激に慎重な見方が強くなっている訳ではありませんが、後にこれが米経済減速の最初のシグナルだったと評価されることもあり、暫くは低調な経済指標に敏感な地合になりそうです。

無題
COMEX金先物相場(日足)

マーケットの利下げ織り込みが過熱状態との評価に上値を抑えられている金相場にとっては、こうした景気減速の兆候はポジティブです。当局者に利下げの前倒し、回数の積み増しが必要との認識を促す可能性があるためです。ただし、現状では米経済指標全体が急激な景気減速リスクを示している訳ではなく、金市場ではほとんど無視されました。今回のNY連銀製造業指数で、直ちに景気減速リスクを織り込むことは見送られています。


北朝鮮が戦争を決断? 地政学リスクのダークホース

【地政学】
今年は選挙イヤーとあって、台湾総統選、米大統領選などが政治リスクとして注目されていますが、ここにきて北朝鮮情勢も大きく動き始めています。

韓国は「第1の敵対国」 金正恩氏演説、憲法改正へ 北朝鮮

「北朝鮮は、昨年末の党中央委員会総会で、韓国を「同族関係ではない、敵対的な国家関係」と位置付け、統一政策の転換を宣言。」これを憲法に正式に反映させようとする動きです。北朝鮮と韓国は同じ民族として対立しつつも祖国統一というテーマを抱えていましたが、北朝鮮は韓国を敵国との位置づけに変えつつあります。



米専門家「金正恩委員長、戦争決めたようだ…朝鮮戦争直前以来最も危険」
Is Kim Jong Un Preparing for War?

北朝鮮問題の専門家の分析だと、1990年から2019年までの米国との国交正常化に失敗したことが、戦略的な転換を促している可能性があります。また、最近の国際情勢は北朝鮮にとって有利に傾いているとの認識もあるようです。韓国や米国は、仮に北朝鮮が戦争を引き起こせば現在の北朝鮮体制は崩壊するとの抑止力を絶対視していますが、この抑止力がもはや機能しない段階に到達しているのかもしれません。

北朝鮮国内では、政府高官が「戦争」への言及を増やしており、米国との国交正常化が絶望的な状態になる中、軍事的解決を志向する可能性が高まっているのかもしれません。その際は韓国はもちろん、日本、そしてグアムなども北朝鮮の攻撃対象になる可能性があります。

世界の目がウクライナや中東の戦争に向かう中、北朝鮮が新たな戦争を引き起こすリスクシナリオも考えておくべきかもしれません。


【お知らせ】
・1/16(火)ラジオ日経「マーケット・トレンドDX」に出演しました。原油相場についてお話しています。よろしければRadiko等でお聴き下さい。

・東京金融取引所 「原油ETF証拠金取引WEEKLY REPORT」(PDF)
・ゴム報知新聞【マーケットアナリティクス】

USDA1月需給報告、とうもろこし相場の低迷を追認

【穀物】
米農務省(USDA)が1月12日に需給報告(WASDE)を公表しましたが、とうもろこし先物相場の低迷が追認されました。

注目されていた南米産のとうもろこし生産高見通しですが、ブラジル産は1億2,900万トンから1億2,700万トンまで200万トンの下方修正になっています。干ばつ傾向で厳しい数値が出てくる可能性も警戒されていましたが、この程度であれば想定の範囲内と評価されています。

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2月報告以降で更に下方修正が行われる可能性もありますが、イベントリスクとしてみると無難に消化した格好です。この数値によっては、最近のブラジル降雨を手掛りとした売りが止まる可能性も想定されましたが、逆にダウントレンドを追認する結果になりました。

また、ここにきて米国産の輸出環境悪化のリスクも指摘され始めています。
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ブラジルの安定供給が見込まれるのであれば、ブラジル産の調達を志向する需要家も増えているようです。ここ2週間の週間輸出成約高の数値は低調です。このまま輸出が停滞すると、とうもろこし相場の地合が更に悪化するリスクが高まります。

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CBOTとうもろこし先物相場(日足)


【お知らせ】

1/16(火)16:00~ラジオ日経「マーケット・トレンドDX」に出演します。原油相場についてお話する予定です。


イランが石油タンカーを拿捕、米英はフーシ派に直接攻撃開始

【原油】
イラン海軍は、オマーン沖で石油タンカーを拿捕しました。イスラエル=ハマスの戦争が始まってから、石油タンカーが攻撃や拿捕の対象になったのはこれがおそらく初の事例になります。

イランが石油タンカー拿捕、オマーン沖 米への報復=国営通信

拿捕されたのは「セント・ニコラス」号で、イラク産原油をトルコ向けに輸送する途中でした。イランは、「米国の対イラン制裁に対する報復措置」と説明していますが、どういうことでしょうか。

この「セント・ニコラス」号はかつての船名が「スエズ・ラジャン」であり、2023年4月にイラン産原油を中東に輸送中に米軍によって拿捕され、イラン側の理解だとイスラエルロビーの活動によって98万バレル以上の原油を没収された際に使用された船舶です。イランとしては、この同じ船舶を拿捕することで、米国に奪われた原油を取り戻したとの理解でになります。



ただし、イエメンの武装組織フーシ派が紅海で船舶に対する攻撃を続ける中、海上交通の妨害であることは間違いなく、これが直接的なきっかけかは分かりませんが、米英はフーシ派の関連施設に対する直接攻撃に踏み切りました。

米英がフーシ派拠点を空爆、商船襲撃に対抗-中東で緊張拡大の恐れ

これまでも米海軍は、フーシ派のドローンやミサイル攻撃の妨害は行っていましたが、ついに直接攻撃に踏み切りました。イスラエル=ハマス紛争の拡散を警戒してフーシ派に対しては慎重な対応を続けていましたが、もはや許容ラインを超えたということでしょう。



フーシ派、報復の可能性 イランが支援、反イスラエル鮮明
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024011201010&g=int

フーシ派は当然に報復を警告しており、イランがどの程度の関与を見せるのかによって、今後の中東情勢は大きく揺れ動きます。サウジアラビアとフーシ派の休戦合意への影響も懸念されています。

「需要不安」と「供給不安」との狭間で揺れ動く原油相場にとっては、「供給不安」のレベルを引き上げる動きとの評価が求められます。原油生産には影響が生じていないために一気に急伸する環境にもありませんが、下げづらくなったこと、突発的な急伸リスクが高まったことは確かでしょう。

無題
NYMEX原油先物相場(日足)


SECがビットコインETFの上場承認、金ETFの成功を追体験できるか?

【ビットコイン】
米証券取引委員会(SEC)が暗号資産ビットコインの上場投資信託(ETF)を承認しました。

ビットコイン投資に弾み、米SECが現物ETF承認-司法判断も転機
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-10/S72EHET0AFB400?srnd=cojp-v2

「米証券取引委員会(SEC)は10日、暗号資産(仮想通貨)ビットコインについて、現物投資型の上場投資信託(ETF)の上場申請を承認した。暗号資産交換所を経由せず、証券口座で売買できるETFを通じて、ビットコインのポートフォリオへの組み入れが容易になり、投資に弾みがつくと期待される。」

ビットコインの保有を拡大させるためには、ビットコインそのものではなくETFを組成して保有する形が特に金融機関にとって好ましいとされ、この問題は過去数年にわって議論されていたものですが、漸く実現しました。
無題
金ETF投資残高

暗号資産業界が意識しているのは、金ETFの先行事例です。金についても保管コストや盗難リスクから機関投資家が金現物投資を行うのは難しい状況にありましたが、金ETFの誕生で大量の金投資需要を創出することに成功しました。特にスタート段階では売却量は殆ど存在せず、専ら購入になるため、大量のビットコインがビットコインETFに転換し、ビットコイン需給が強力に引き締まる可能性があります。

ビットコイン現物投資型ETF、承認に時間要した理由は

「規制当局は流動性と相場操縦に関する懸念に加え、ビットコインのボラティリティーが一般投資家にとって激し過ぎるという不安を示していた。」

ただ、ビットコインは期待されていた決済ニーズは十分に膨らまず、投機対象になってしまった感が強くなっています。実需という意味では、アンダーグラウンドの方で人気ですが、それは良いことなのか疑問です。投資対象としての魅力は高まりますが、こうした流動性や相場操縦などの金ETFにはないリスクの存在は認識しておくべきでしょう。


【お知らせ】
大阪取引所のウェビナーの動画がYoututeで公開されました。12/16(土)開催分です。金、原油、トウモロコシ相場について、初心者向けの内容で構成しています。よろしければご覧ください。

コモディティ ・ マーケットの分析と2024年の展望
https://www.youtube.com/watch?v=auB2uLG2yDM

  

米石油製品在庫の増加を読む、本当に需要低迷が原因?

【原油】
米エネルギー情報局(EIA)の週間需給統計(1/5時点)が発表されましたが、原油・石油製品在庫ともに増加しました。

米週間原油在庫が予想外に増加、留出油は2年超ぶりの高水準
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/7RNULZPTRNIUFHYZ4V5OHHEUZQ-2024-01-10/

「5日までの週の軽油と暖房油を含む留出油在庫は650万バレル増の1億3240万バレルと、2021年9月以来の高水準に達した。アナリスト予想は240万バレルの増加。」

特に石油精製品在庫の増加幅の大きさがネガティブ材料として注目を集めています。

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米石油精製品在庫

在庫の増加は「供給>需要」の関係式で決まるため、これは供給が過剰、需要が不足、もしくはその双方が原因になります。

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米石油精製品需要

これは石油精製品需要です。需要が強いとは言えませんが、在庫急増を促すような弱さは確認できません。マーケットでは「在庫増=需要が弱い」と解釈していますが、実際には違うようです。

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米製油所原油処理量

そこで供給サイドに目を向けると、製油所で原油処理量が急増していることが確認できます。これは末端需要がカバーできない量の供給を行っていることを意味します。米石油精製品在庫の急増は、需要問題ではなく供給問題であることが確認できます。
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米原油在庫

それであれば、原油在庫が急減すれば石油在庫全体としては中立評価になりますが、実際には原油在庫も増加しました。米国内の増産圧力が強い一方、輸出が十分に拡大していないため、過剰な石油製品を生産していることが、余剰在庫問題を引き起こしていると言えるでしょう。

原油、石油製品のいずれかの輸出拡大が要求されますが、それが可能な国際需給環境にはない模様です。根が深い問題です。




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プロフィール
小菅 努(こすげ つとむ)

1976年千葉県松戸市生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒。商品先物・FX会社の営業本部、ニューヨーク事務所、調査部門責任者等を経て、現在はマーケットエッジ(株)代表取締役。商品アナリスト。貴金属、金属、エネルギー、ゴム、農産物などの商品先物市場全般が主なカバー対象です。商社、事業法人、金融機関向けに分析レポートを配信しています。為替、株価指数などもカバーしています。

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