歴史は繰り返すのか?ということで、個人的に作成しているのが下のグラフです。2014年の原油相場急落は、供給サイドがトリガーになった急落相場ということで、1980年代との類似性が指摘されています。そこでこの二つの原油相場急落を、急落前の高値を一致させた時間軸で重ねたものです。

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供給サイド主導の急落相場の回復過程を見る上での指標になりますが、概ね1980年代と同じような軌道を描いて回復基調にあることが窺えます。1980年代相場は2014年の急落相場と重ねるとちょうど急騰したタイミングですが、これは湾岸戦争勃発時です。現在は、ちょうどリビアで内戦化の危機が高まっていますが、原油相場急落からの回復過程と、地政学的に何か関係性があるのでしょうか?

湾岸戦争を異常値としてみると、今後の原油相場は概ね現行価格と前後した価格水準で横這い状態に向かいます。現在の需給見通しからは支持できる価格経験ですが、歴史は繰り返すのか注目しています。

【マーケットエッジ株式会社 代表取締役 小菅努】

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